のんびりごった煮っ記

のんびり雑多にやってま~す

ダイオウヒラタのメスが産卵していた話~前編~

前回↓

sieg-bluedragon.hatenadiary.jp

※クワガタの幼虫の動画などを含みます。苦手な方は注意!

前回はWD産(野生個体)のダイオウヒラタペアをお迎えし、メスが交尾済みという可能性を考え産卵環境を組んだ話をしました。

タイトル通りというとそれで出オチしてしまっていますがまずは経緯を。

前回産卵環境を組んでからというものの、最初は潜り続けておりマット上で見かけることはありませんでした。が、少し経つと転倒防止用のハスクチップやゼリー容器を土まみれにしてしまうほどに活発に動き回っていました。
これは産卵してないなぁ、と思いつつもマット環境が飼育環境的に悪いわけでもないし様子見を兼ねて産卵マット上で飼育継続。

そして8月初旬。
活発に動き回っての影響か、裏返しの状態で発見。すぐに表に戻しましたが元気がない様子。ハスクチップも土に埋もれてしまい転倒防止の意味をなさなかったようです。
マット飼育してから約2か月。ぼちぼち手入れしないといけない時期とも思いメスを小型ケース(ハスクチップのみ)環境に移し、マットをかき分けていた時です。

ダイオウヒラタの幼虫と邂逅しました!
(動画はマットを元に戻した後にゲージ側面にお目見えしていた時のもの。)

小さい(おそらく初令)幼虫も何匹かいましたが、とりわけ大きい、うねうねと元気に動く幼虫さんが1匹。ぱっと見なので2令後期~3令初期程度の大きさはありそう。(時期的にそんな成長はしなさそうではありますが。)
でもね、とにかくデカい!
テンションが上がってしまいましたが、そもそも産卵していると思っていなかったため菌糸瓶や割り出しの準備もできていない状態。マットを少しずつ手で分けている最中の出来事で、環境を壊してはいないためひとまず土を丁寧に戻し幼虫飼育環境の準備...

幼虫飼育経験なし。それどころか幼虫自体見たこともないし、ここまでの大きさのものを初めてみてビックリ仰天。
マット飼育のままそっとしておくことも考えましたが、フンなどの処理を考えるとどの道どこかのタイミングで環境を整えなおさないといけないし、管理のしやすさの面からもやはり菌糸瓶は必要...

www.fortech.co.jp

何がいいかわからないのでとりあえずこれなら安心!G-podスタウトの900㏄と1200㏄を4本ずつ購入!当初はAmazonでの購入を考えましたが、菌糸瓶は保管状況や運搬時の温度などなどデリケートな品物。その道の専門店「フォーテック」さんで購入しました。幼虫の大きさに加えて個体数を把握できていないため、正直計8本で大丈夫かな、という不安もありましたが、多すぎても次回の入れ替え時まで菌糸瓶はもたないため必要に応じて買い足すことにしました。
保存期間は記載されている通りだと、冷蔵で1か月。しかしながら調べてみると4か月~半年程度大丈夫らしい。万が一、個体数が少なくて菌糸瓶が余った場合は次回交換時にも使用可能??初めての幼虫飼育(+菌糸瓶使用)ということもあり、よくわからないため状況をみてその時使用するか決めればいいかな!!

っというわけで幼虫を発見し即座に菌糸瓶を慌てて注文したのが8月2日。
菌糸瓶(クール便)が到着した後、常温で2日程度慣らす必要があるため丁度週末には幼虫の移し替え作業をすることができそう。
何匹いるかな、ワクワク。後半の「割り出し、初めての菌糸瓶編」に続く~。

~前編~

 

○ 話は変わって補足
朝起きると窓際(家の中)にクワガタのメスが。なんで内側に?と思いつつもだいぶ弱っていたのでとりあえず保護。

クワガタのメスって見分けが難しくて自信はないけど、この小ささ...コクワガタ?と思いつつも見た感じミヤマクワガタっぽい?お腹側を見ればわかりますが今はとりあえずそっとしておきます。早く元気になってね。
そして逃がすにしても住宅街。別所に逃がすと遺伝子汚染が~なんて話を聞いたこともありますが、だからといって周辺に何もない住宅街にそのまま逃がすのも気が引ける。
飼い続けてもいいけど、うーむ、どうしたものか。

次回→

 

sieg-bluedragon.hatenadiary.jp